『成長めざましかった、みんな大満足の初合宿！～伊豆高原リトリートハウスにて～』
８月１３～１５日の３日間、接近す台風にハラハラしながらも「深層筋鍼法基礎講座」の初合宿を無事終えることができました。記念すべき第１回目は鍼灸学校の学生さんを対象としましたが、男性２人、女性２人の計４人の方が参加されました。皆さん院長の講義や実技練習に集中して取り組まれ、３日間で院長も驚くほどの成果がありました。
具体的には、今回の講座では深層筋鍼法に必要な理論や技法を、実技練習では肩コリや腰痛のポイントに鍼をしながら、「溶鍼（コリを溶かす）」の感覚を実際に体感してもらいました。
また、朝のヨガや気功を通して、これから施術家として大切となる体づくりについても院長とともに実習してもらいました。
院長いわく、「今回は“溶かす鍼”がまずはできるところまで到達できたらいいな、と思っていましたが、さらにその先の“骨鍼（骨際にあるコリを変化させる技法）”まで皆さんができるようになり、合宿型の研修だと時間の枠を気にせずかなり集中的に研修ができるし、また参加者同士も仲良くなりアドバイスをし合いながら和気あいあいとした雰囲気の中で楽しく学びを進めていくことができたと思います。合宿の良さはまだまだ語り尽くせないけれど、こういうところがいい所ですね。」
日常から少し離れて、伊豆高原の豊かな自然環境の中でリラックスしながら集中して学ぶことの意義を院長共々改めて実感できた…そんな第１回目の合宿型研修となりました。
参加者の皆様、お疲れさまでした。
（文責：すがこ）
今回の合宿の様子や参加された皆様からの感想文について、ご了承いただきましたので掲載させていただきます。（写真をクリックするとInstagramの記事に飛びます。合宿研修の様子の写真が色々見られますのでこちらもぜひご覧ください。）
【Iさん（鍼灸学校２年生、５０代女性）】
今回は学校の勉強や家のことなど心配なことがたくさんありましたが、思い切って参加することができて本当に良かったと思っています。台風という天候でしたが、海や山に囲まれて自然を感じながら、朝から夕方まで学べるという環境がとても素晴らしく、この機会に恵まれたことに感謝しています。深層筋鍼法はとてもシンプルですが不調の元に直接アプローチできるところがすごいと思っています。今回とてもていねいに１から教えていただき、その入り口に立つことができたと思っています。コリの探し方、溶かし方、どんどん練習していきたいと思います。また朝のヨガや気功、自然の中に身を置くことの大切さなど…東京に戻ってからも続けてみたいです。素敵なご家族、おいしいご飯…一緒に参加できた仲間との出逢いも、全てが幸せな３日間でした。どうもありがとうございました。
【Kさん（鍼灸学校２年生、５０代女性）】
悪天候の中いろいろとご配慮下さり、心配のないように開催にこぎつけてくださった事、感謝しております。手技に対しては初めての技ばかりで、できるようになるのかが、とても不安でした。合宿前に三本押手、デコピン切皮などは、少しは練習したものの、感覚がまるでわかりませんでした。しかし３日連続で練習を重ねると、忘れる前に身体が覚えている間に、再度練習ができ、身につくのが速いと感じました。深層筋鍼法も、院長の技を何度も見ることができ、自分の体構えや手技をすぐに院長が修正してくださる事で、正しいスタイルが身体に入っていきやすかったです。この3日間で、手技がこんなに身につくとはおどろきです。又、治療家としての体づくりも教えて頂き、朝のヨガや気功はやはりとても大切なのだと再認識しました。今後も極力取り入れていきたいと思います。
【Aさん（鍼灸学校2年生、50代男性）】
初めての伊豆合宿ありがとうございました！大変濃い内容の3日間でとても充実した時間を過ごすことができました！角谷院長と奥様に大いに感謝しています。始まる前に本で予習はしてきたものの、やはり「知る、分かる」を「出来る」に昇華するためには指導者の下で実体験が積めるこうした機会が絶対に必要だと改めて感じました。また都心や日常を離れて自然豊かな伊豆に来て山・海・空の気を感じながら体つくりや心構えを学んだことで自身の体感覚や考え方ももっと成長させることができ、そうするべきだということが実感できました。これまであまり気や自然に意識を向けてきませんでしたが、少しずつ感じて取り組むことで治療家としての器を広げていきたいなと思いました。講義についても、深層筋鍼法の基本中の基本を丁寧に分かりやすく、安全に教えていただけて有難かったです。「技術は出来る人から学ばなければ体得できない」「曖昧な事は虚飾や迷いを生む」「再現性があり客観性がある技術こそ上達を楽しめる」は武術経験から得た信念なのですが、鍼灸についても全く同じように思っています。今後の治療家人生を創り、送るにおいて「迷い悩む」より「考え上達を楽しむ」人生にしていきたいので角谷先生と会えてこうした機会を得られるに至ったことに改めて幸せを感じました。まだまだ未熟ではありますが、精進したいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。※たった3日間でしたが、食事・温泉・治療練習を通じてすっかり健康（お肌つやつや）になりました！奥様の手料理の数々、素晴らしかったです。
【Tさん（鍼灸学校2年生、40代男性）】
今回のリトリート合宿が始まる5日前に、約1年ぶりに院長に連絡をして「セミナーなどあれば受けたい」と伝えて、タイミングよく今回急遽参加することになりました。正直、急な話だったし、テキストも読んでいない状態だったんですけど、いつもの勘で「受けたい」というより、「受けなければいけない」という衝動に突き動かされ参加させていただきました。それでも初日では、他の3人の方と比べても、前知識もなく、「溶かす鍼」の意味だったり、「串刺し」の意味だったりが分からずに、本当に2泊3日の短期間で学べるのかが不安でした。そして何よりも4年ぶりの花火大会が台風で中止になったことで強い絶望感を感じていたのが正直なところです。それでも合宿が始まると院長の熱のある講義や指導がとても分かりやすくて、そして一緒に参加した、同学年の3人の方々の協力が非常に助かりました。2日目でのマザー（共に参加した女性）の適格な天の声が特に効いて深層筋鍼法がなんとなく、捉えることが出来ました。3日目でも色々分かり始め、溶かす鍼の感覚を掴み始めることができました。それと、すがこさんの料理も最高に美味しかったし、温泉も、朝のヨガ、気功、散歩も景色も風も最高でした。結果、今回、このリトリート合宿に参加して本当に良かったと思っています。今回深層筋鍼法の学びももちろんよかったですけど、何より院長とすがこさんの人間性の素晴らしさが沁みました。やはり最後は「人」は「人」に集まるものだなと痛感しました。3日間本当にお世話になりました。ありがとうございました。